こんにちは。ヒロポンです。
「終活」は60代から始める人が4割だそうです。そんな「終活」の中でもっとも重要なものの中に写真・アルバムの「断捨離」があります。
「写真・アルバムを処分する!」なんて、とても出来ないことだと考える人は多いのではないでしょうか?
しかし自分も60代になり、いよいよ「終活」について、考えるようになってみると、「残せないもの」「残したくないもの」の中にアルバムの存在が大きい事に気が付きました。セピア色の写真も情緒があって良いものですが、いざ!「断捨離」となったら、「残せないもの」に入ってしまうのはなぜでしょうか?
写真整理をする事は、これまでの人生を振り返り、残りの人生をどう過ごすのかを考え、残された家族・友人へ、改めて想いを馳せることができるいい機会になることでしょう。
今回は、そんな大切な《写真・アルバムの断捨離の重要性》について記事にしたいと思います。
【目次】
写真・アルバムの全体量を把握する
アルバムといえば、「お雛様」同様≪重くて、大きくて、丈夫なもの≫が多いです。昔のモノは特に・・です。
夫は口ぐせで「いざという時には、アルバムだけは持って逃げるぞ!」って言っていたのですが私に言わせれば「どの、どれだけのアルバム?」って感じ、、、二冊も持ったら身動きできないかも〜そんな、《荷物》を残された家族はとっても困ってしまうでしょう。せめて、残された家族にとって、いい思い出となれる様な「量」くらいまでにコンパクトにしてみませんか?
どこのご家庭もあるある!だと思うのですが、いつでも見られるようにと、ポケットアルバムを含め、あちこちに写真を置いてありませんか?それらを一か所に集めたら場所もとるし時間もかかるのでメモをとっておおまかに全体量を把握しましょう。
それから、毎日少しづつ(2~3冊ぐらい)整理作業していくのが良いと思います。なぜなら、写真整理って、すごく疲れるからです。解体してゴミ分別するのも大仕事です!
まず、アルバムの中でも比較的軽いものから整理して「空き」をつくっていきます。最終的に、「重くて大きなアルバムの写真」をその軽くて小さなアルバムの中に収める為です。
写真は「残すもの」「迷ったもの」「手放すもの」の三つに分けていきましょう。特に「迷ったもの」は後悔しないように残しておくのがよいと思います。(私の場合、昔のフィルムはすべて処分することにしました。)
写真は一度手放したら二度と戻りません。後から悔いが残らないように慎重に処分しなければいけません。そのためには一度にすべてを処分するのではなく、一段階・二段階・三段階と徐々に進めてゆくのがおすすめです。
写真整理は今までの自分と向き合う作業
近頃では多くの人が、携帯やパソコン・USBメモリーなどに写真を収めてるでしょう。そのため、アルバムの出番はめっきり少なくなってきていると思います。気に入ったものだけはプリントして写真立て等に入れることができますが。
写真・アルバムの「断捨離」作業は改めて、これまでの人生をふり返る絶好の機会になります。なぜなら、たくさんの写真をじっくりと見るなんて中々ないですからね。
子供の頃のふるさとの景色や父母との思い出の一枚、夫との恋愛時代のしあわせな一枚、子育ての頃の楽しかった一枚その他たくさんの「いろいろな想い」が蘇って、「今までの人生ってわるくないな~」って思えます。これはきっと、たくさんの方々がそう感じるのではないでしょうか?
写真整理はこれからの生き方を考える良い機会になる
写真の中に要らないものなど無いと思います。どれも思い入れがあって、手放すには「決断」と、二度ともどらないという「覚悟」が必要です。でも、それらすべてを家族に残すのはかなりの負担をかけることでしょう。せめて、判断がつく今のうちに残されても困るものくらいは処分したほうがよいでしょう。
たとえば、知らない親戚・同じようなアングルの写真・若い頃のピンボケ写真などどうでも良いものは思い切ってポイッ!!としてしまいましょう。そうして、本当に大切だと思える写真だけがピックアップされたら、見た目どうよう心もスッキリとして残されたこれからの人生が軽やかなものとなるでしょう。
(写真の「断捨離」で間違えてはいけないことがあります。それは、順番です。まず、自分の物から処分して、次に家族の物へ!です。できれば「パートナー」の許可を得てからのほうがいいでしょう。・・・でないと後でもめることになるかもしれませんよ。)
まとめ
今回の記事をまとめます。
- 写真・アルバムの全体量を把握する
- 写真整理は今までの自分と向き合う作業
- 写真整理はこれからの生き方を考える良い機会になる
今は、一段回目が済んだところで、まだまだ整理していかなければいけないのですがじっくりと時間をかけて進めて行こうと思っています。なぜなら写真は「その時」を生きた証拠品です。その思い出の証拠品たちと向き合う“時間”を大切にしたいからです。
「終活」を始めて、感じたコトがあります。それは、きれいに死ぬための努力よりこれからの残された人生をより「幸せ」に生きるための努力の方が大切なことだと言うことです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました☆